お得な定期券のご案内(長野地域)
まずは通常の定期券運賃を知ろう
最初に、普通に定期券を買ったらいくらするのか知っておきましょう。
路線バス
川中島バス・長電バス・すざか市民バスの、通勤・通学する区間の普通運賃を下欄に入力すると、種別・通用期間別のバス定期券運賃が表示されます。
川中島バス(アルピコ交通)の普通運賃はアルピコ交通の公式サイトから、長電バス・すざか市民バスの普通運賃は長電バスの公式サイトからお調べください。
- ※上に表示される障害者定期運賃は、+10円の誤差が発生することがあります。参考までにご覧ください。
- ※小児の定期運賃は、通勤・通学の「普通」を半額にし、端数(10円未満)を切り上げてください。
- ※6ヶ月定期は長電バスのみ発売しています。割引率は3ヶ月定期と変わりません。
- ※川中島バスの1,040円以上の区間 および 長電バスの690円以上の区間では、通学定期券の計算方法が異なります。このコンテンツでは対応しておりませんから、運行事業者にお問い合わせください。
電車
長野電鉄(電車)の、通勤・通学する区間を下欄で選択すると、種別・通用期間別の鉄道定期券運賃が表示されます。
長野駅に近い駅を左側で選択してください。
- ※上に表示される小児定期運賃・障害者定期運賃は、+10円の誤差が発生することがあります。参考までにご覧ください。
- ※必ず、長野駅に近い駅を左側で選択してください。順序を逆にすると、誤った運賃が表示されます。
通常の定期券運賃がわかったら、もっとお得な定期券がないか探してみましょう。
電車とバスを組み合わせて使える定期券


いろいろなバス路線を使える定期券

もう、違う会社のバスを見送らなくていい
同じ値段で川バス・長電両方使える
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| 対象となる交通機関 |
川中島バス(アルピコ交通)
長電バス
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| 発行できる種別 |
通勤・通学 |
| 通用期間と料金 |
ヶ月
- 長野駅・千石入口⇔若槻地区: 17,600円(
13,200円)
- かるかや山前・昭和通り⇔若槻地区: 16,800円(
12,600円)
- セントラルスクゥエア・権堂入口/市役所入口・権堂⇔若槻地区: 15,600円(
11,700円)
ヶ月
- 長野駅・千石入口⇔若槻地区: 50,600円(
37,400円)
- かるかや山前・昭和通り⇔若槻地区: 48,300円(
35,700円)
- セントラルスクゥエア・権堂入口/市役所入口・権堂⇔若槻地区: 44,850円(
33,150円)
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| 特長 |
- 川中島バスと長電バスが共に走る長野駅〜若槻地区の間で、両社のバスどちらでも利用できます。運行事業者の違いを気にせず、先に来たバスに乗ることができます。
- 定期券運賃は両社の通常運賃と変わりません。
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| 注意点 |
- 発売区間は、長野駅〜権堂・権堂入口⇔若槻団地(浅川西条・若槻東条・蚊里田神社前)のみです(上図参照)。券面区間内の途中停留所での乗降はできます。
- 【例】善光寺下駅前⇔若槻団地中央 の定期券を共通定期券にすることはできません。
- 川中島バス 11/21 長野高校入口〜宇木では乗降できません。
- 長電バス 12 善光寺下駅前〜下宇木では乗降できません。
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| 発売箇所 |
- 川中島バス(アルピコ交通)
- 長野駅前総合案内所
- 長野営業所(大塚南)
- 松代営業所(松代高校)
- 長電バス
- 長野電鉄
- 長野バスターミナル
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| 対象となる交通機関 |
川中島バス(アルピコ交通)
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| 発行できる種別 |
通勤・通学 |
| 通用期間と料金 |
ヶ月: 24,000円( 18,000円)
ヶ月: 69,000円( 51,000円)
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| 特長 |
- 松代地区へ向かう2路線の全区間のほか、市中心部の路線や関連する路線も利用できます。
- 長野市中心部〜松代地区の間で最高額(600円)区間の定期券が、自動的に「松代全線定期券」となります。
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| 注意点 |
- 発売区間は、長野市中心部〜松代地区の間で普通運賃600円の区間のみです(上図参照)。区間内の途中停留所での乗降はできます。
- 【例】長野駅⇔松代駅(600円区間)の定期券は松代全線定期券となります。
- 【例】文化学園前⇔川中島古戦場(600円区間)の定期券は松代全線定期券となります。
- 【例】長野駅⇔長野インター前(540円区間)の定期券は松代全線定期券とはなりません。
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| 発売箇所 |
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| 対象となる交通機関 |
川中島バス(アルピコ交通)
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| 発行できる種別 |
通勤・通学 |
| 通用期間と料金 |
ヶ月: 6,400円( 4,800円)
ヶ月: 18,400円( 13,600円)
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| 特長 |
- 犀北団地線(循環)の全区間、新町方面路線の昭和通り〜西河原のほか、市中心部の一部路線も利用できます。
- 長野市中心部〜安茂里地区の間で最低額(160円)区間の定期券が、自動的に「犀北団地線定期券」となります。
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| 注意点 |
- 発売区間は、長野市中心部〜安茂里地区の間で普通運賃160円の区間のみです(上図参照)。区間内の途中停留所での乗降はできます。
- 【例】長野駅⇔伊勢宮一丁目(160円区間)の定期券は犀北団地線定期券となります。
- 【例】県庁前⇔犀北団地(160円区間)の定期券は犀北団地線定期券となります。
- 【例】かるかや山前⇔西河原(160円区間)の定期券は犀北団地線定期券となります。
- 【例】長野駅⇔荒木入口(170円区間)の定期券は犀北団地線定期券とはなりません。
- 朝に運行される長野駅→犀北団地→ビッグハットの系統のうち、長野工業高校〜ビッグハットは発売対象外です。
- 【例】犀北団地⇔日赤(160円区間)の定期券は犀北団地線定期券とはなりません。
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| 発売箇所 |
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病院・郵便局・警察署…
長野市内、自由自在
しかも区間によっては割安に!?
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| 対象となる交通機関 |
長電バス
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| 発行できる種別 |
通勤 |
| 通用期間と料金 |
ヶ月: 13,440円
ヶ月: 38,310円
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| 特長 |
- 長電バスの路線のうち、北部・東部を除くほとんどの区間を自由に利用できるお得な定期券です。
- 長野駅と宇木〜本町・吉田・山田橋・東部中学〜運動公園東・東郵便局との間を通う場合は、なんと普通定期券より割安です。
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| 注意点 |
- 通用区間は上図参照。運賃区界?とは必ずしも一致しないのでご注意ください。
- 【例】母袋の指定停留所?である、東母袋での乗降はできません。
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| 発売箇所 |
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世代ごとに得する定期券

バスで通う中学生・高校生に―
1年間買い替えなしでしかも3〜5割引の親孝行定期
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| 対象となる交通機関と中学校・高校 |
- 長野県長野高等学校
川中島バス(アルピコ交通)
長電バス
- 長野県長野東高等学校
長電バス
- 長野県長野商業高等学校
川中島バス(アルピコ交通)
- 長野県長野工業高等学校
川中島バス(アルピコ交通)
- 長野清泉女学院中学・高等学校
川中島バス(アルピコ交通)
長電バス
- 長野女子高等学校
長電バス
- 文化学園長野高等学校
川中島バス(アルピコ交通)
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| 発行できる種別 |
通学 |
| 通用期間と料金 |
- 1年間(4月1日〜翌年3月31日)
- 長野県長野高等学校:
50,000円
- 長野県長野西高等学校:
40,000円
- 長野県長野東高等学校:
40,000円
- 長野県長野商業高等学校:
40,000円
- 長野県長野工業高等学校:
40,000円
- 長野清泉女学院中学・高等学校:
50,000円
- 長野女子高等学校:
50,000円
- 文化学園長野高等学校:
40,000円
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| 特長 |
- 長野駅から各中学校・高校の最寄り停留所までの年間定期券です。新年度に買っておけば、翌年まで定期券うりばに足を運ぶ必要はありません。
- 料金は50,000円 または 40,000円。例えば長野高校に通う場合、3ヶ月通学定期を4回(6ヶ月通学定期を2回)買うよりも、43%も割安です。
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| 注意点 |
- 指定された8高校・1中学校の生徒のみ購入できます。
- 【例】文化学園長野専門学校の学生は購入できません。
- すべて長野駅(長野駅東口)からの定期券となります。
- 【例】鬼無里⇔長野商業高校 の定期券は「バスで学校」になりません。
- 通用区間は上図参照。運賃区界?とは必ずしも一致しないのでご注意ください。
- 【例】長野清泉女学院中学・高校への「バスで学校」では、動物園下の指定停留所?である、城山団地での乗降はできません。
- 2事業者とも「バスで学校」を設定している高校については、発行事業者の路線以外利用できません。
- 【例】長電バスが発行した長野高校への「バスで学校」で、川中島バスの長野駅〜上松東を利用することはできません。
- 年度途中でも購入できますが、有効期間は毎年4月1日〜3月31日です。
- 【例】平成23年9月1日に「バスで学校」を購入しても、平成24年3月31日で期限切れとなります。
- 払い戻しはできません。
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| 発売箇所 |
- 川中島バス(アルピコ交通)
- 長野駅前総合案内所
- 長野営業所(大塚南)
- 松代営業所(松代高校)
- 長電バス
- 長野電鉄
- 長野バスターミナル
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? 定期のはてな

「『かるかや山前〜三才』の定期券を申し込んだら、[昭和通り⇔三才駅]の定期券を発行された」…こんな経験はないだろうか。
しかし、ここで係員に食って掛かると赤っ恥をかくことになる。この定期券でなにも間違っていないのだ。
こうしたことが起きるのは、路線バス独特の運賃体系によるものだ。
鉄道などと違い、路線バスの停留所は膨大な数になることが多く、それら各停留所について1対1で運賃を設定するのは容易ではない。さらに、定期券うりばでもこれらすべての停留所名の判子を用意するのは大変である。
そこで路線バスでは、近接するいくつかの停留所をグループ化し、グループ対グループで運賃を設定している【下図】。普段バスに乗るときに受け取る整理券で気づいている人もいるかもしれない。
【図】運賃区界停留所・指定停留所・中間停留所の例(長電バス [2]三才線の場合)
このとき、グループの代表となる停留所を【運賃区界停留所】と呼び、その傘下に入る停留所を【指定停留所】と呼ぶ。上図の例でいえば、「『かるかや山前』は『昭和通り』の“指定停留所”」ということになる。
なお、どのグループからもあぶれてしまった停留所を【中間停留所】と呼ぶ。中間停留所で乗車/下車する場合は、下車/乗車する停留所から見て遠方の運賃区界停留所の運賃を適用することになる。例えば、長野駅〜三笠台住宅地を利用するときは、長野駅〜三才駅の運賃が適用され、柳原〜三笠台住宅地を利用するときは、柳原〜駒沢団地の運賃が適用される。
そして、定期券うりばにはグループ代表である運賃区界停留所の判子しか用意されておらず、定期券にはこの運賃区界停留所名が記されることとなる。つまり冒頭に挙げた例は係員の間違いなどではなく、この定期券で申し込んだ通りの区間を利用することができる。
なんともややこしい制度であるが、利用者にとってお得な面もある。学校などから通学区間を「昭和通り⇔長野高校」と指定されてしまったとしても、ひとつ先のagain最寄り「かるかや山前」まで定期券で乗ることができるのだ。
路線によってはやたらと長い区間がひとつのグループになっていることもある。長電バスは運賃区界停留所・指定停留所をWEBで公開しているので、あなたの定期券は本当はどこまで使えるのか、一度調べてみてはいかがだろうか。
注記
- このコンテンツの内容は、各運行事業者発行の資料を基に管理者が編集したものです。定期券をお買い求めになる前に、必ず詳細を運行事業者にご確認ください。